2011年9月29日木曜日

豊実の渡し舟

まだ新渡大橋が掛かる前は渡し舟が活躍していた。磐越西線沿いの阿賀野川には多くの渡し舟が有ったが私が見たのはこの豊実の渡し(菱形渡し)、小花地の渡しくらいだ。
丘の上でのんびり列車を待っていると、時々舟が行き来する。橋が無いから車も来ない。とても静かな時間が流れていた。




最近北井一夫さんの渡し舟という写真集を買った。古い本で当時の定価は7500円と高め。
図書館で何回か借りて見ているが手元に置きたいとオークションをさがした。
オークションにはたまに出るが意外と高い時とべらぼうに安い時が有り、安いのが出るのを待った。「村へ」等の有名な写真集はとても高く手が出ないが、これは1000円くらいで手に入り満足している。
鉄道の本も手がけているが列車の先頭に電柱が入っていたりとシャッターチャンスには当時の私には少々不満。最近見ようと思ってさがしたがどこにしまったのか?出てこない。
桐原書店の「ローカル線を行く」のたしか中国地方の物だったと思う。ファンの串パンとかの専門的な事は一般の人には関係なく、そのほかのシャッターチャンスの方が大事なんだと思う。
本の開いているところは津川~三川間の小花地の渡し。見えているコンクリートの柱は今も残っていますね。

上の写真は1984/6撮影

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