石打での上りの写真は一般的でしたが下りを写された方は余り居なかったのでは?と思い、出してみたいと思います。
今のご時勢だったら当然撮影は無理の場所でしたが、当時は余り立ち入りに対して厳しく無かったので撮影できたのだと思います。上りの場所にしても側線の線路の中から撮影していましたから、黙認していただいていたのだと思います。有り難い時代でした。
当時は録音もしていましたし、8mmも何回か写していました。しかし暗すぎてライトしか写っていませんでした。カメラによってシャッターの開角度を変えられる機種が有りそれだとかなり暗くても写せました。そんな機種を借りることが出来たらよかったのですが。まあ自前で無いので仕方ない事でした。
石打の夜はひっきりなしに列車が来ます。順番は忘れましたが能登、鳥海、北陸、天の川これの上下。その他に貨物と荷物も有りました。写真も35mmのモノクロに6×7のカラー、発車直前にはデンスケの録音のスイッチをを入れて見送ります。警報音の鳴り響く中を重連の合図を鳴らしながら出て行きます。構内を出て遠くに音が聞こえる頃になるともう次の補機が引き上げ線に移動すると言うような忙しさでした。今の石打駅を見ると本当に同じ駅なのか?と思ってしまいます。
上EF58107 能登 1980/7/20 下EF1612 1980/8/31 共に石打にて
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