2014年3月9日日曜日

中越地震と塚山築堤

2004年10月23日。翌日の仕出しの準備をしていて包丁を誤って手に刺して保険証を探して医者に行く準備をしていた。そこを地震が襲ってきた。
あっと言う間に真っ暗、棚のものは一気に崩れ何が起こったのか?分らない状態だったが地震か?と表に飛び出して様子を見る。その後2回大きな余震が来て電柱が大きく揺れるのを初めて見た。
当日は実家の母を家に招き夕食をご馳走し泊まっていって貰う算段だったのだがそれどころではなくなったが心配なんで見に行くと松本の姉に家の中で電話している!!早く外に連れ出し、家まで帰って来た。実家の兄夫婦は旅行でいなかったのだ。
その後は晩飯どころではなく、炊いてあったご飯でおにぎりを作り余震が襲ってくる中、車の中で食べて夜を明かす。
翌日に病院に行き手を縫って貰い、そこのテレビを見て初めて被害の大きさを目にした。それからは何日か買出しやら片付けで終わっている。塚山の築堤が崩れていると聞き見たい願望が出てきて、迂回しながらたどり着きます。
目の前にあの大築堤が崩れていました。
ちょっとショックでした。まさかあれが崩れるとは思いもしませんでしたから。
山に登り記録写真を写し下山。その後何回か築堤の記録を撮り無事に開通した時は嬉しかったですね!24時間の復旧作業の甲斐が有り僅か1ヶ月で治ったのが驚きでした。
12月に入り晴れの日に80レを写しに4×5判を担いで登って写しました。丁度30kmに徐行していたので下りの普通と並びました。この時鉄道は凄いな!と感動しました。復旧のシンボルなんですね。
普通に行き交う事の凄さを肌で感じました。
あれから10年経ち、記憶も薄れてきたのは確かです。そんな事も有ったな。と言う感じに成っている人が殆んどと思います。東北も早く復旧し被災した人々が記憶の片隅に一日も早く出来る日を願っています。
2004/10/29

2004/11/23

2004/11/28 試運転

2004/12/3  80レ

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