2012年3月21日水曜日

竹の子


春という季節の食材で思いついたのでこれで一つ。
ペンタックス6×7を買ったが巻取りが上手くいかず、いわゆる竹の子という現象を起こし光線引きを良く起こした。
撮影していくと左から右にフイルムが移動し、最後は右側に全部行ったところでカメラから出す。
その際巻取りが太くなり軸からはみ出た所に光が入ってしまう。
メーカーに聞いたら対策部品が有るとの事。早速付けてもらったら良い塩梅になった。
しかしフイルムを装填する時に気を許して最初に右のスプールに差し込む行動をいい加減にすると痛い目にあう。

1980/3/23 PENTAX6×7 300mm
岩原スキー場前~中里
当時11、12の庇がついた補機が来ると儲けた気がした。
35mm版のカメラも竹の子ではないがベルビアが出た当初、薄いベースが安定せずに浮きという現象が多く見られた。
パトローネから出たところのクセがそのまま残りそこがボケるのだ。
ニコンに聞いたらF4の対策部品が有るという事で付けてもらったが完全に解消するものではなかった。
暫く巻き上げなかった時には2枚目のフイルムは捨てる気持ちが大事だったが、勿体無いと言う事で使い痛い目を見た写真は数知れず。
早朝に来る鳥海、つるぎが一番被害をこうむっている。早く行き一本前の列車を写して置けばいいのだが4~5時台ではそうもいかず。
4×5判のホルダーでも夏場はすぐに反ってしまいピントが悪くなりボツ写真を量産してしまう。使う直前に装填すれば良いと思うのだがそうもいかず最近では夏場は使わなくなっていた。
デジタルの時代になりこの浮きという現象とおさらば出来たのが一番の恩恵なのかもしれない。

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